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たっぷりタマゴのねっとりベークドチーズケーキのホームページにお越しいただき、ありがとうございます。
店主の長澤です。
おかげさまで、販売開始早々、各所からご注文いただき忙しいながらも充実した毎日です。
ところで先日、お客様からお問合せをいただきました。
「チーズケーキを切るとき、どうしても
形が崩れます。
ケーキ屋さんなどでは、きれいにカット
していますよね。
何かコツがあるのですか?
あるなら教えてほしいです。」
ご質問ありがとうございます。
同様のお悩みをお持ちの方は多いのではないでしょうか?
そこで今日は、お家で簡単にできるワンポイントアドバイス♪
「たっぷりタマゴのねっとりベークドチーズケーキをきれいにカットする方法」をお伝えします。
そもそもどうしてきれいに切れないの?
チーズケーキに限らず、柔らかいものを切る時、気を付けているにもかかわらず、うまく切れなくて、グズグズに崩れてしまうこと、ありませんか?
そもそもどうしてあんなことが起こるのでしょうか?
実崩れする二つのパターン
あなたも経験あると思うのですが、チーズケーキを切った時におこる身崩れには2パターンがあります。
ひとつは、外側から崩してしまうパターン。
もう一つは、包丁を抜くときに中身が引っ付いてきて身崩れするパターン。
原因は?
原因は、チーズケーキのやわらかさです。
包丁がモノを切る時、対象からの反発力がはたらいて、はじめて刃が入ります。
ゆえに、柔らかすぎて反発力のないものを対象としたとき、刃が入らず、ただ押しつぶしてしまうのです。
中身が包丁に引っ付いてきて、身崩れをおこしてしまうのも、やわらかさが原因です。
中身がやわらかすぎて、状態を維持する力がなくて、抜かれる包丁に付いてきちゃうわけですね。
カンタンに身崩れを防ぐ方法
ではカンタンに身崩れを防ぐ方法をお伝えします。
それは、「包丁を温める」です。
いま「え?」って思いました?
そう、せっかく冷蔵庫でひやしていたケーキに温かい包丁を当てたら、最悪とけちゃいます。
でも、それでよいのです。
どういうことか説明しますね。
出来立てアツアツを食べるもの以外のケーキ類は、冷蔵庫で冷やしていますね。
あれ、どうしてかご存知ですか?
もちろん生クリームを使っていれば、保存のために冷やすという意味はあります。
しかし実はそれだけではないのです。
ケーキなどを冷蔵庫で冷やす理由のうちのひとつに、固めて状態や形を安定させるため、というのがあるのです。
ということは、より固める、すなわち冷凍に近い状態にすれば、十分な反発力が得られた包丁は、きれいにケーキを切ることができます。
しかしそれでは、食べるときに固すぎて美味しくない。
そこで、もう一つの方法、冷凍とは逆の方法をとります。
包丁を温めるのです。
これによって、冷えて固まっているケーキの刃のあたっているところを、軽く溶かすのです。
分かりますか?
切るのではなく、溶かし切る。
この違いです。
これによって包丁の刃は、ケーキを圧すことなく、スムーズにケーキに入ります。
切断面も包丁を滑って、身崩れすることが無くなります。
まとめ
いかがでしょうか?
やわらかいケーキを切る時、簡単に身崩れを防ぐ方法。
包丁を温める、が正解でした。
しかし、こういうと、包丁をコンロの火であぶって使う人もいます。
これだと、包丁が熱くなりすぎたり、温度のムラが出てしまい、きれいに切れないだけでなく、やけどの危険まであります。
直接の火ではなく、お湯で温めていただけると、全体を均一かつ適温に保ちやすいので、おススメです。
ぜひやってみてください。
本日も最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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